skoharaの日記

日々のいろいろ

WBCを振り返って

WBC、そしてアテネ五輪でわかったことは日本の野球のレベル。数多い強豪国の一つではあるが、それ以上ではないということです。それが改めてはっきりしました。日本野球は長い年月をかけてここまでレベルアップしてきたわけで、それについては素晴らしいと思いますが、どうもここ10年くらい壁にぶつかっているような気がします。これ以上を目指すためには大リーグに正面から対抗できるようなリーグ組織を作っていくしかないと思いますが、現状では難しそうです。

各国のレベルですが、予選で敗れたオーストラリア、台湾などを含めて、国別対抗戦が出来るレベルの国が既に充分存在することが確認できました。つまり、WBCをやる価値はありそうです。

ただ、その時期についてはやっぱり難しいところがあります。シーズン前のこの時期では大半の大リーガーや一部の日本の選手は明らかに調整不足。大リーガー中心のチームにはオープン戦の延長的なところが見受けられますがそれは時期的にしょうがないでしょう。今ピークに持ってきてシーズン中に活躍できなければ生活に響くわけですから。つまり、真剣勝負が出来る時期を選ぶ必要があります。出来れば夏がいいですね。春に一次ラウンド、夏に二次ラウンドと決勝が理想的です。しかし、その場合、リーグの中断が必要になりますので、やっぱり難しそうです。シーズン後の秋冬でもいいですが、これも調整不足の選手が多数でそうですし・・。

あとは各国での盛り上がり。おそらく、WBCに真剣に取り組み、国民も注目しているのは日本、韓国、キューバぐらいか。アメリカでは注目度がかなり低いようです(これも時期的な問題が大きいらしいですが)。とりあえずアメリカで注目度が上がって欲しいところです。