skoharaの日記

日々のいろいろ

今年読んだ本

今年もたくさん本を読んでいるはずなんだけど、ここに書いてないのでないよう忘れ気味。なにより何読んだかすら忘れ気味。とりあえず、多少とも面白かったと思えた本を忘れないようにメモ。

擬態 :何でも変身できる生命体SF。これが意外に面白かった記憶有り。

最後から二番めの真実:地下の人類は地上は核戦争と信じていたが・・という話し。こういう話しは原則好きなんだけど、早々と地上部分があるのは、ちょっと・・。でもまあまあ。

図書館戦争 :近未来の設定が笑える。が、笑いどころではないという気もしないでもない。軽いノリだし確かに月9的だとも思うけど、意外に表現の自由をまじめに考えているかも。軽く読めるし万人向け。

虐殺器官:これから流行る?テロSF。基本的な筋はよくあるような感じだけど、真相部分は考えさせる感じ。意外にも読みやすい。

反逆者の月 :基本はバイオレンスSFか。最初の設定部分が特に面白い。

スペースプローブ:機本伸司のファーストコンタクト?物。相変わらずこの人のテーマにはつぼを押される。が、今ひとつと言うことが多かったけど、これはまあまあ。いつも企画部分(議論編)が長いのが特徴、というかほとんどそれしかない作品ばっかりだけど、これは実践編も結構ある。

数学的にあり得ない:基本的にはサスペンス系だけど、僕的にはSFと言える。テキサスホールデムの話しもあって面白い。

進化の設計者:表紙のように猫が出てくるSF。高度ユビキタス社会の設定や人工島の社会が面白い。意外にもテロもテーマで虐殺器官とのつながりを感じた。完成度は高い。

ドクター・ブラッドマネー:フィリップ・K・ディック。核戦争後の世界がテーマ。でも、核戦争後の世界がこんなにゆるいとは思えないけど。ノスタルジックな感じは良し。中盤からはキャラがわかって引き込まれる。