skoharaの日記

日々のいろいろ

ウィザードの戦略

最近、いろいろ戦略を書いたのでウィザードも忘れないうちに書いておこうと思います。
このゲームの場合、序盤、中盤、終盤でカード枚数が増えていき、カードの重みが変わってくるのが面白いところです。

序盤、カードの少ない場面ではランクが低い切り札もトリックを取れるカードとして認識しておくべきです。逆に切り札ではないAやKなどは他のプレイヤーがそのスートを持っていない可能性も高く、その場合にトランプされてしまうので、計算出来ません。切り札がかなり強いのが序盤です。

逆に終盤、カードが多くなってくると、ランクが低い切り札はあてにならなくなります。そして非切り札のA、Kなどが強くなってきます。早い段階なら他のプレイヤーをそのスートを持っている可能性が高く、普通に勝つ可能性が高いです(何回そのスートがリードとして出されたか、を覚えておけばだいたい何枚が既に場に出たかが分かります)。

難しいのは中盤で、どのあたりから序盤から終盤に切り替わってきているのかの見極めが大事です。トリック数×人数で、全体(60枚)のうちどれぐらいが場に出ているかを考えなくてはなりません。

ただ、ウィザードの場合、どうしても「ウィザード」カードのせいで何かとやられてしまいます。ウィザードカードの枚数チェックは常に必要ですし、トリックを取るときにはその影響が少ない後手で取るようにするのが大事です。ウィザード以外の「トリックを取ると計算しているカード」をリードで使うということは(特に枚数が少ない序盤は)出来るだけすべきではないでしょう。