skoharaの日記

日々のいろいろ

レインボーズ・エンド

レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫)

レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫)

ヴァーナー・ヴィンジの長編でヒューゴー賞ということで期待はしてたのですが・・。
本の紹介には「諜報機関は、ウサギと呼ばれる正体不明のハッカーを雇い」とかあるけど、ハッカー主体の話ではなく、治療で若返った老人がウェアラブルなネット技術を多用した世界になじんでいく、みたいな話がメイン。基本的には地味。

ウェアラブル技術も自分的にはややうざい感じ(普段見ている視界に常にCGでいろいろ付けられてもなあ・・。一番有効に使っているのはサイレントメッセージ=個人宛文字メッセージだし)。また特にシンギュラリティと直接繋がるような話も無し。

最果ての銀河船団(asin:4488705030)、遠き神々の炎(asin:4488705014)が大好きな自分にはちょっとエンターテイメント性は低かったかな。