skoharaの日記

日々のいろいろ

神林長平

「膚(はだえ)の下」( ISBN:4152085614 )に向けて、同じ火星三部作の「あなたの魂に安らぎあれ」( ISBN:4150302154 )と「帝王の殻」( ISBN:4150305242 )を読み返す。

「あなたの魂に安らぎあれ」は僕のSFファンとしての原点的な作品だけど、海外長編を読みあさるようになってから読み返したのは初めて。今読むと、最高傑作といえるほどではないが、やはり面白いことは面白い。神林作品全般に流れる現実と幻想のせめぎ合いがよくでてます。

帝王の殻」は読み返して思ったけど、これは傑作。今の僕の評価では「あなたの魂に安らぎあれ」より上。一気に読ませますね。

「あなたの魂に安らぎあれ」と「帝王の殻」は同じ世界の話しですが、どっちから読んでもいいと思います。

「膚(はだえ)の下」は火星三部作の時代的には最初に来るらしいです。今から楽しみになってきました。