アビスパ福岡vs柏レイソル分析

http://www.j-league.or.jp/data/
Jリーグオフィシャルサイトのデータを見てみると面白いですね。
これを見るとアビスパはどちらかという守備的チームなのがわかります。特に被シュート数は一番少なく、失点も３番目に少ないです（得点は６位）。また、面白いのは「状況別勝敗」のページ。アビスパは先取点を取った場合、および前半終了時リードの場合、どちらも90%以上の勝率。これは今年記録的に勝ち続けた川崎フロンターレを上回ってのリーグトップなのは驚かされます。要するにいったんリードすれば勝つ、というチームですね。

柏のデータを見るとその攻撃力の低さに驚かされます。得点はリーグ最下位の29点、そのうち15点が玉田です。玉田さえ押さえれば何とかなることがデータ的にも実証されてます（まあ、それが難しいわけですが）。しかし、守備は悪くありません。失点49はまだ下に５チームもいます。年回最下位なのに守備は結構しっかりしていたといえます。ということは、やはりこのチームも守り勝つ感じです。

結局は先制点が全てということになりそうな感じです。初戦で２点以上差がつくようなことがあると決まってしまいそう・・。

アビスパ福岡のキーマンはやはり有光でしょう。山形戦での２ゴールをはじめ、ここ５試合で４点。得点力が弱いアビスパの中で貴重な点取り屋になりつつあります。