skoharaの日記

日々のいろいろ

マニラ

今年の年間大賞がナイアガラになったわけですが、同じメーカーのマニラも評価が高いゲームです。しかし、このマニラ、いくつかルールに疑問点があったりします。そのような点で大賞ノミネートにも推薦リストにもならなかったのではないのかな、と思ったりしてます。単に私がルールをよくわかってないだけなのかもしれませんが(^^;。

●疑問点1:海賊の略奪
3回目のダイスで13の位置に船が来たときに海賊に略奪されますが、もし2隻が13に来たとき、海賊が2人いたら、別々の船を狙えるのか? ルールに記載はないと思います。もし狙える場合にはどちらから先に船を選択するのか、という問題も出てきます。

●疑問点2:株は公開?非公開?
最初に配られた株は「自分だけ見ます」とあり非公開のようです。英語版でも「face down」つまり裏向きとあります。
しかし、借金のところでは株を担保に入れるときに裏向きにする、と書いてあります。元は裏で、担保に入れても裏?

そして15払って元に戻すときには「株券を元に戻し」とあり、これは英語ルールを見ると「face up」つまり表にするようです。お金を払って担保から回復したのに表になってしまうペナルティがあるのなら、ゲーム終了時まで担保に入れたままの方がいいということになってしまいます。

●疑問点3:到着済みの船
すでに港に到着している船に空きスペースがある場合、そこに賭けてもいいのか。これはルール上、特に禁止されているわけではないので、Boardgame Geek等を見ると賭けても良いのが公式の回答のようです。しかし、やはりそれでは変ということで、賭けてはいけないとするローカルルールでやっている人も多いようです。


Boardgame GeekのManilaのページ http://www.boardgamegeek.com/game/15817 も一応、見てみましたが、それぞれローカルルールで対応している人が多いようです(疑問点1は話題に上がってませんが)。疑問点2については担保に入れたら表、買い戻したら裏、と担保のルールでの表裏を逆にすればいいような気がします。