skoharaの日記

日々のいろいろ

最も厳しい戦いへのチャレンジ

ロッソ熊本はとにかく全国地域リーグ決勝大会の一次ラウンドを戦うわけですが、地域リーグからJリーグへの道の中で、おそらくこの一次ラウンドがシステム的に最も厳しいところだと思います。長いリーグ戦であれば最終的には総合力で何とかなります。予算があるロッソは有利です。しかし、この一次ラウンドのように事実上の一発勝負的システムでは、何が起こるかわかりません。

3チームでのリーグ戦で1位のみ突破ですから、事実上、2連勝が突破の条件になります。つまりトーナメントのようなものです。一つでも足下をすくわれるとその瞬間に終わりです。しかも、この全国地域リーグ決勝大会では引き分けがありません。90分同点の場合にはPKで決着をつけます。つまり、守られて0-0のままPK戦になり、PK負けしてしまえば、その瞬間JFLへの道は絶望的です。さらに言えば、終盤まで1-0で勝っていても、同点にされてしまえばPK負けの可能性があるわけです。

このようなシステムなので、実際に過去の大会では強豪チームがこの一次ラウンドで消えています。ロッソ以上にKyuリーグで勝った「沖縄かりゆし」もそうです。

この一次ラウンドをホーム熊本で戦えるというのはロッソにとってはとてもラッキーです。ロッソには地域リーグではあり得ないレベルのサポーターがいつも試合に来ており、大観衆にロッソは慣れていますが、他のチームはそうではありません。いつもと違う雰囲気に圧倒されるはず。とにかく大観衆を集めることがロッソが勝ち上がる条件だと思っています。