韓国vsトーゴ

今大会のアジア勢は4.5と過去最高の枠をもらいながら、イランが1-3でメキシコに敗戦、そして日本も1-3で敗戦し、両チームともグループリーグ突破は非常に苦しい。アジア枠をある程度維持するためにはもはや韓国、サウジアラビアに頑張ってもらうしかない状態です。

対するトーゴはアフリカ勢にありがちな金銭問題から監督辞任、復帰というゴタゴタを直前に起こしてしまい厳しい大会が予想されるチーム。ここは韓国は勝っておかなければなりません。

試合は前半は両チームあまり運動量無く、見応えがない試合。しかし、トーゴは前半31分にゴールを上げ、１−０で終了。韓国はこのまま運動量がないと厳しいな、と思っていたのですが後半になってアン・ジョンファン投入で徐々に流れをつかみます。パク・チソンも前半は目立ってませんでしたが後半になって徐々にペースアップ。そして後半８分には相手のファールで絶好の位置のフリーキックをゲット。さらに相手退場というおまけつき。フリーキックも見事に決まって同点。その後は韓国が攻めてトーゴがカウンターの展開。しかし、韓国はアンジョンファンの見事な動きからのシュートで逆転し、その後はピンチもしのいでアジア勢の今大会一勝目を上げました。

後半の韓国はいつもの自分たちのサッカーがきっちり出来ていたと思います。それまでの自信が無さそうなプレイが相手が１人少なくなって急に自信を取り戻したかのようでした。

しかし、このグループはスイス、フランスのどちらかを倒せないと上がれないことが予想されるので、トーゴ相手の一勝だけではまだ安心できません。韓国はこの次からが正念場です。