skoharaの日記

日々のいろいろ

日本の可能性

日本は初戦を落として事実上決勝トーナメント進出の可能性がほぼなくなったと思っていましたが、クロアチアの強さを見て、逆に日本にもまだ可能性が残るなと思いました。

ブラジル一強のリーグでは事実上3チームで一枠を争うリーグ戦になり、ということはその中で一敗すれば普通は終わりです(3チームで一枠のリーグ戦といえばロッソが昨年戦った地域リーグ決勝大会がそうですが、1敗でほぼ終了というのは過去の結果を見ても明らかです)。

ただ、可能性が残るのは1勝1敗の三すくみ。つまり、クロアチアがオーストラリアに勝ってもらわなければ困ります。だからクロアチアが強い方が良いわけです。昨日の試合を見る限り、クロアチアの方がオーストラリアより強そう。ということは日本の可能性もぐっと広がりました。

とはいえ、その強いクロアチアに勝たないことに話しにならないわけですが(^^;。初戦を見て普通に考えたら勝てない相手。しかし、2つの条件を満たせば可能性はあります。

まず、クロアチアは相手を見てサッカーをするチームであるということ。どういうことかというと、強い相手にはいいサッカーをするが、弱い相手には今ひとつになってしまうのです。事実、欧州予選では強豪スウェーデンには2勝しているのに、あのマルタと引き分けたりしています。日本の初戦を見る限り、クロアチアが日本を相当弱いと見てくれるのは間違いないでしょうし、その点では法則発動の可能性があります。

もう一つの条件としては日本が自分たちのサッカーをすること。これは具体的にはどういう事かというとディフェンスラインの押し上げが全てだと思います。日本のストロングポイントは中盤。豪州戦のようにディフェンスラインが引ければ中盤が無くなり、機能しなくなります。そうではなく怖くても押し上げて狭いエリアで中盤戦を出来るかどうか。ディフェンスラインを統率する宮本次第でしょう。あとは、運動量。暑さの中で走り回って欲しいです。

この二つがそろわなければ勝利は難しいでしょう。どうやら日本のフォーメーションを4-4-2に変えるという話しも出ていますし、可能性はあると思います。