チュニジアvsサウジアラビア

H組の裏対決。サウジはアジアながら、日本との対戦はここ最近無くてなじみが薄く、ちょっと見る気がなかなか出ないカード。しかし、好試合になりました。

前半はチュニジアペース。サウジは攻撃の形が全く作れず。チュニジアも猛攻というわけではないので、まったりした試合に。それでも前半23分にチュニジア先制で、やっぱりサウジ弱いのかな・・という雰囲気に。

それが変わったのは後半。それまでもあまり得点の雰囲気はなかったのですが、突如クロスから素晴らしいシュートが決まって同点に。自信がついたのか、サウジが猛攻。英雄アルジャバーを投入しさらに攻勢に。そしてそのジャバーが見せてくれました。サイドからのスルーパスを受けキーパーと一対一。それを難なく流し込むサウジらしいカウンターのゴール。綺麗でした。これが後半39分では、サウジの勝ち点３はほぼ確定か・・。

と思ったのですが、ロスタイムにやってしまいました。オフサイドを取ったと思ったサウジのＤＦ。しかし、オフサイドではなく、慌てて詰めるものの、クロスからヘッドで同点に。結局試合はドロー。ウクライナの内容が悪かっただけにここで勝ち点３を得たチームはかなり決勝トーナメントに近づいたと思いますが、両チームにとって悪い結果になりました。

これでこの組はスペインを除く３チームの大混戦が予想されます。最後までもつれそうです。ただ、この試合は最後は興奮の展開で見ている方は面白かったです。