今日、日本vsクロアチア

ロッソ引き分けでかなりへこんでますが、一応日本vsクロアチアの展望を。

オーストラリアに内容的にも惨敗の日本とブラジルに善戦のクロアチア。普通に考えたらクロアチアの勝利以外考えられない試合。しかし、それでも日本が勝てる要素はあります。それはクロアチアの油断と日本の立て直しが条件、というのはもう書いたのですが、それに加えチームの相性。

フランスワールドカップ時のクロアチア監督がクロアチアのようなカウンターを得意とするチームは運動量の多い日本のようなチームとは相性が悪いと言っていたこと。事実、クロアチアはフランスワールドカップ３位という好成績でしたが日本戦ではあれだけ苦戦しました。今回のクロアチア代表は３位になれるほどではないと思うので、前回よりは弱いはず。日本が真価を発揮できればかなりいい勝負が出来るのでは・・。

とはいえ、問題は相手よりも日本自身。自分たちのサッカーを取り戻すことが出来るかが全てです。エルゴラにもちょっと書いてありましたが、日本代表はワールドカップに何をしに来たのか。「日本サッカーを世界に示す」ためのはず。より具体的には世界のサッカーファンに「日本も結構やるな」「いいサッカーしてるな」「意外にいい選手いるな」と思ってもらうことが何より大事。初戦の内容ではたとえ勝っても「ラッキーだったな」と思われるだけ。すでに難しい状態ですから、もう残り試合はある意味負けても良いので「日本サッカーここにあり」を見せて欲しいです。

具体的には、運動量、中盤のポゼッション、攻撃的姿勢、です。そして最後まであきらめないこと。最後は倒れてもう歩けない、そこまで動いて欲しい。この試合は「ワールドカップ本大会」なのです。「暑い」とか「コンディション不良」とかそういうことを言っている場合ではない試合のはずです。