F組最終戦 日本vsブラジル

日本vsブラジルは結果としては順当な結果に終わりました。
相手はブラジル代表、しかも歴代でも最強ではないかといわれるチーム。そして、消化試合とはいえ決勝トーナメントに向け「いいサッカー」を見せるというモチベーションがありました。そこに日本がまともに向かっていけばこのくらいの結果にはなってしまいます。

しかし、前半はかなりいいサッカーを日本を見せたと思います。立ち上がりは速いプレスも出て、ブラジルは１，２戦と同じく動きが鈍いな、と思いました。しかし、徐々にペースアップし前半途中からは今まで一番いいブラジルになっていたと思います。日本は当然防戦が多くなりますが、玉田の先制点は世界を驚かしたと思います。ただ、前半ロスタイムの失点は残念でした。こうなると、あとは失点を重ねるだけ・・というのが一番あり得る予想だな、とハーフタイムに話していたのですが後半は３失点。もしブラジルが優勝したら、この日本戦が調子のターニングポイントになった、と言われるであろう試合になりました。日本は攻めるしかなかったので、大敗のリスクは当然あり、この試合の結果は仕方ないです。

日本のワールドカップは終わり、４年後を考えると大幅な入れ替えが予想されます。現代表はワールドカップには３大会連続出場を果たしました。これはすごいことです。しかし本大会では結果が残せず、ということになりました。次回大会以降、アジアを戦い抜いてワールドカップに出ることが出来るか。出来るだけ早く動かないと難しいと思います。ワールドカップは本大会に出るだけでとても名誉なことです。そのことをいろんな意味で改めて感じています。