skoharaの日記

日々のいろいろ

スコットランドヤード・ゲーム

スコットランドヤード・ゲーム

スコットランドヤード・ゲーム

読んでみました。内容的には「ラブファンタジー」とあるだけにそういう内容。現在の純愛ブームに対する野島的な批評もいれつつ、これ自体は素晴らしい純愛小説になっているところはさすが。テンポも速く一気に読めるし、面白かったです。

で、スコットランドヤードはどういう役回りなのか。もちろんプレイしたりもするし、ちょっとルールの解説もあったりするわけですが、比喩的な使われ方という感じです(あんまり詳しくは書けませんが)。ただそれが物語のキーポイントになっています。冒頭にもありますが24ターンなど。まあ、ちょっとこのあたりはファンタジー的ではありますが。でも、そのさりげない使われぶりがいいですね。ドラマだとかっこよく使われそう。

あと、スコットランドヤードの箱はバックギャモンの下にありました(^^;。バックギャモンは特に物語には関係なしでしたが野島さん結構ボードゲームに詳しいのかも。