遊戯―その歴史と研究の歩み
- 作者: 増川宏一
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2006/05/01
- メディア: 単行本
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最初はゲーム史について。最近買ったロイヤルゲーム・オブ・ウルも当然出てきます。この本は今年5月に出たばかりで最新の研究成果が反映されている(はず)なので安心して読めますね。なぜマンカラは日本には入ってこなかったのか、なぜ囲碁は中国のほんの周辺諸国でしか流行らなかったのか、など、いろいろ謎があって面白いです。また、トランプの登場はやはりゲーム界にとって画期的なことだったようです。
後半は研究史。基本的に遊技・ゲームというものは研究されてこなかった、ということがわかります。しかし、最近は研究も結構進んでいるようです。世界の状況、日本の状況と詳しく解説されています。