skoharaの日記

日々のいろいろ

タンホイザー

http://www.fantasyflightgames.com/tannhauser.html
時は1949年、しかし第一次世界大戦はまだ続いていた・・。カイザーのドイツ帝国錬金術的な特殊部隊で戦況を打開しようとし、方や連合軍はニューメキシコ州ロズウェルに墜ちた物体から採取した新兵器で対抗する。そんな背景を持つのがタンホイザーというゲーム。

巨大なボード、彩色付きフィギュア、多数のアイテム、背景をも説明する(ほのめかす?)分厚いルールブック、さらにはこのページにあるボードゲーム宣伝用イメージビデオ(一番下をクリック)。タンホイザーはなんとも「ビッグ」なゲームだな、と改めて思います。

内容はドンパチ。とにかく撃ち合う。殴り合う。もしくは魔術をかける。任務達成を目指して両軍がぶつかり合う戦術シミュレーションゲームとも言えます。実際、シミュレーションゲームにかなり近いと思いますが、ルール自体はシンプルでドイツゲーム的なテイストを目指そうとしているのは分かります。ただ、アイテムが多いので基本がシンプルでもそれぞれ装備の特殊ルールを把握するのに手間がかかるかもしれませんね。

なので、本当は2人プレイ用ゲームなんだけど、最初はもっと人数をかけて(最高10人まで)やるほうがいいでしょう。一人把握するだけでも結構大変なので。

基本、相手を撃ち合うというゲームで何が面白いのか、と思う人もいるかもしれませんが、これが意外にやってみると結構戦術的側面は大きいし、面白い。せいぜい両軍5人しかいいない戦闘なんだけど、やっぱり戦力の集中、分散的なところは考えないといけないし、旗取りモードだとディフェンスも重要。全体の戦略を練る面白さはあります。まあ、そうなると逆に全軍を1人で指揮したくなるわけですが。慣れればやっぱり2人で対戦するのが面白いと思います。