黄金の羅針盤
- 作者: フィリップ・プルマン,大久保寛,Philip Pullman
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本
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これはライラシリーズの一巻。ゲームの方はこの一巻だけがテーマとなっているようです。最近流行の子供向けなんだか大人向けなんだかよくわからない海外ファンタジーという感じではあるのですが、意外にSF要素もあり。舞台はパラレルワールドになっていてこっちの世界より精神要素が強い世界。年代は結構現代に近いはずだけど科学は発達しておらず政治状況も違う。魔女もいるし。
最大の違いはダイモンと呼ばれる守護神が全ての人間についていて、これが動物の形してておまけにしゃべってくれる。生まれてから死ぬまで相棒がいる世界。さらには北の方にはアーマードベアという鎧着て文明作ってるしゃべるシロクマがいて、これが強くてかっこいい。表紙やボードゲームの箱絵にも使われてますね。
タイトルとなっている「黄金の羅針盤」も魅力的アイテム。さらに謎の物質「ダスト」は素粒子らしく、これもSF要素。オーロラの先には違う世界が見えているが、これはどの世界なのか、先を読んでいないので気になります。バイストンウェルなのか?(^^;
まあ、まだ1巻しか読んでないのでストーリーはまあともかく(^^;、出てくるキャラや設定はかなりいい感じですね。来年3月には映画が公開みたいですね。アーマードベアの迫力が楽しみです。
ボードゲームの方はまだちらっとルール見ただけですが、この1巻全体を再現。基本は北への旅ですね。同じ原作有りゲームの「大聖堂」とは違って軽めのゲーム。キャラクターもカードになってるし、原作読んでおくとより楽しめそうなゲームと感じました。
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