J2,JFLの再編も

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20050809-00000035-kyodo_sp-spo.html
ロッソ熊本にとってちょっと気になるニュース。現状、J2は12チームで４回戦総当たり（4×11で44試合）を行っています。この状態で単純にチームが増加していくと４回戦総当たりでは試合数が多すぎて無理になってきます。かといって２回戦にしてしまうと今度は逆に試合数が少なすぎる＝収入減となってしまいます。チーム数15〜17あたりがそのラインです。

サッカーではホーム＆アウェイが基本ですので、２回戦か４回戦が普通。３回戦は通常あり得ませんので、このような問題が出てくるわけです。もし、J2の現状、４回戦を維持するのであれば14チーム、52試合あたりが限界かと思います。つまりあと２チームです。まあ、J1を18チームから20チームに増やすのなら最大４チームはあがれます。

つまり、現行方式なら枠はあと４。今年、愛媛FCがJFLからJ2に参入すれば、枠はあと３しかありません。ロッソ熊本にとっては今年JFLにあがって来年、J2に参入すれば間に合うのは間に合いますが・・。

そのような点を考慮して、チェアマンもJ2、JFLの再編ということを考え始めた、ということでしょう。じゃあ、具体的にどうするのか、というのはいろいろなパターンが考えられると思います。例えば、特例としてJ2に一気に数チーム上げるとか、JFLを２部化するとか、J3創設などです。

とりあえず、ここ数年でその動きが見えてくるのではないかと思います。ロッソ熊本は最も順調にいけば、J2は間に合います。しかし、万が一、どこかでつまずいてもチームが現状のまま数年存続出来れば、なんとかなる方向が見えてくるのではないか、と勝手に想像します。

とはいえ、どこかでつまずくと、スポンサー減・観客減なども考えられ、チームの強さが維持できるかどうかもわかりません。やはりすんなり上がっていくことが一番なのは言うまでもありません。